入浴すると、体温が上昇して汗が出ます。すぐに出るサラサラの汗は、ほとんどが水分です。一方、老廃物や脂肪分を含んだ汗には粘り気があります。こうした粘り気のある汗を出すためには、入浴方法にも工夫が必要です。

次に紹介する半身浴はこの粘り気のある汗を多く出して老廃物を効率的に排泄し、さらに便秘にも効果のある一石二鳥の方法です。

水温38〜39度のぬるま湯に半身だけつかり、10分～15分以上かけてじっくりと汗をかきます。このとき、熱めの湯にして短時間で汗を出すのは避けるようにしてください。なぜなら、熱い湯は交感神経を優位に働かせ、腸の動きを鈍らせるからです。

入浴時にアロマの香りや音楽をいや楽しめば、1日の疲れも癒されさらに副交感神経優位のリラックスタイムになります。さらに、ホルモンバランスの調整をおこなうためには、入浴前のマッサージが効果的です。腹部を中心に少しもみ込んでから入浴するとよいでしょう。半身浴をすることにより、自律神経やホルモンバランスを整え、腸を元気にします。

半身浴のすばらしい効果はこちら。