ニンニクや長ネギ、タマネギには、水銀やリンなどの有害金属を排出する硫黄化合物と、
有害物質を無毒化する酵素の働きを促すセレニウムが含まれています。
セレニウムは、毒素と結合してそのまま便となり、体外に排出する作用があります。さらに、成分はまだ解明されていませんが、コリアンダー( シャンツァイ、バクチー)にも有害金属を排出する働きがあります。
これは、コリアンダーの独特の強い香りの成分に関係があるのではないかと推測されています。インドでは、コリアンダーが腸内のガスを出す食材とされ、重宝されています。
このほか、ショウガやワサビにも抗酸化作用が認められているので、内側からの美しさが期待できます。
こうした香味野菜は、味のアクセントとなり、さらに塩分の摂取量の軽減にも役立ち、辛みが腸を活性化させてくれます。